テラリウム No.8 2020/12/12 キャラボクゴケ(ホウオウゴケ科) ボトルアクアリウムの立ち上げ コケリウム
2020/12/12、テラリウムの8本目の立ち上げです。
今回使用のボトルは、100円均一ショップで販売されている
700mlのストロール樹脂製のボトルです。
サイズは、約 幅100mm x 奥行100mm x 高さ115mmです。
初めに通気用の穴を3mmのドリルの歯であけます。
中で虫が発生したときに出てしまう可能性を減らすために、
上部だけしか穴をあけていません。自宅でするので、出られると困ります。
基本的には、コケは水で数時間~1日付けて、場合によっては
洗ってから入れているのですが、
土を使うと少なからず、虫やキノコなどが発生することがあります。
コケはそのまま使うと最悪、シロアリがいる場合があり、
ご近所の方が知らずに使ってえらい目にあったと聞いたので、
気を付けるようにしています。
今回使用のメイン石は、兵庫県産の溶岩石の神鍋石となります。
兵庫県豊岡市神鍋山近郊で採掘されます。
県内であれば、園芸店などで盆栽用品として販売されておりますが、
他の地域では手に入りにくいかもしれません。
半年前くらいに、キャラボクゴケ(コホウオウゴケの可能性もあります)を
メインに移植し、半年で結構、コケが増えています。
キャラボクゴケは、かなり小さいタイプで5mmくらいまでしか成長しませんが、
群集し、きれいになるため、昔から気に入っている種類になります。
キャラボクゴケは、どちらかというと湿った日陰の方を好む苔となり、
自然だと、岩陰で直接日光が当たらない場所や、
木や葉で年中、土付近が直接日光が当たらない場所で増えています。
今回使用のメイン土はケト土です。
ブランドは特にこだわりがなく、たまたま今使いかけがCAINZのものでした。
ケト土はたまに生木が混ざっていることがあるので、
使用時は、チェックしのぞいたほうがいいです。
そこからカビが生える原因になりやすいです。
ケト土は基本的には粘土質などでよく混ぜて、斜めに配置しました。
正面から見たときに、後ろの苔もきれいに見えるための勾配です。
アクアリウムで使い古したソイルを薄くまきます。
ケト土は、本来他の土を混ぜて使用するのですが、
面倒なので、古いソイルで多少の代替えにしています。
※このような環境でもキャラボクゴケやキューバパールグラスが育った実績あり。
ソイルには、キャラボクゴケと同じく直射日光に弱い
オオシラガゴケを採用。
前景は、キューバパールグラスが好きなのですが、
どうしても直射日光を当てられないときちんと育たなく、
相性が悪いので、今回は断念。
オオシラガゴケの根本の白くなった古い株や土などをカットして、
1本ずつソイルに植えていきました。
溶岩石の後ろ部分には、ケト土をつけ、ボルトの傷つけ防止や
乾けば固定化も狙っています。
溶岩石上ににあった、ツルチョウチンゴケは外して、
キャラボクゴケを移植しました。
完成です!!
正面側です。
中腹のキャラボクゴケが生き生き伸びているのがわかります。
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