チタンカラー ボルトの製法と注意点 焼きチタンカラー メリット デメリット

2024年4月13日

チタンカラーボルト

チタンカラーボルト

バイクやサイクルパーツのボルトなどで利用されているチタンカラー
これっていいですよね。

製法自体は、物体の表面にチタンの陽極酸化処理をしてチタンカラーを出しています。

例えばステンレス鋼SUS304(以下304ステンレス)のボルトにチタンカラーをした場合は、
チタン合金Ti-6Al-4V(以下64チタン)のボルトと比べて
剛性が高いチタンカラーのボルトが出来上がります。
剛性が高い=歪みにくい

デメリットは、壊れにくさは劣ります。

チタンの陽極酸化処理の部分は、手で触り放置すると
皮脂と反応し黒ずみますので、直接手で触らないでください。

304ステンレスのチタンカラーボルトと64チタンボルトを比較

値段: 304ステンレスのチタンカラーボルト < 64チタンボルト
重量: 304ステンレスのチタンカラーボルト > 64チタンボルト
錆びやすさ: 304ステンレスのチタンカラーボルト > 64チタンボルト (手で触らなければ)
剛性: 304ステンレスのチタンカラーボルト < 64チタンボルト (歪みにくい)

結論として、材質の特性と、価格を考慮して、場所によって材質を選ぶといいと思います。

コラム

Posted by 1hr.jp